いよいよ今週25日にサッカー日本代表の対イラン戦が行われます。
果たして、きっちり勝ち点3をもぎ取ってこれるんでしょうか?
日本代表にとって中東勢は苦手とする相手です。
激しいあたりと個人技に任せる突破にいつもペースを
握れない展開に持ち込まれています。
特に、死んだふりからのカウンター一発にやられることも
多々ありました。
そんななかでも、イランは実力を兼ね備え日本も苦手とする
国のひとつです。
これまで対イラン戦は4勝5敗4分で14得点15失点と
データを見ても拮抗しています。
私は今の選手の戦い方ではいつまでたっても苦戦すると
みています。
というのも、日本代表は絶えずゴールに向かって戦って
いないのと、得点までに時間をかけすぎるからです。
それが理由で、セットプレーからの点が多いとも考えています。
イランは相手関係もありますが、得点が最多でしたし
失点も多かったです。
言い換えると、リスクを犯してでも点を取りにくるチーム
と言えるのではないでしょうか?
それらを踏まえて日本代表の戦いは、昨年好調だった
3−5−2でいくのか?
イランの攻撃に備え4−4−2に変えるのか?
私なら前者を選びます。
まず、トルシエジャパン時代このシステムを採用しよかった
ところをあげると、あえてリスクを覚悟して点を取りに
行ったところです。
メンバーや戦術内容に現在とは異なる部分も多々ありますが、
当時は、負ける試合はその裏を個人技で取られた時、
つまらない試合はひきすぎて5−4−1ぎみになったとき
と考えていて、それは現在も同様ではないでしょうか?
また、4バックにするには中盤の絶対的信頼者が2枚必要
となりヒデを使うことになると考えるからです。
今のヒデは信頼度が50%(コンディションと連携)なので
万が一使って負けたときのショックと、敗戦による責任で
次回使いにくくなるでしょう。
彼は最終予選でのキーマンになる人物と考えています。
ここでは先発による相手へのプレッシャーよりも
予選全体で考える方がよりよいと思います。
コンディションが万全でなければ、先発は当然として、
例え3バックでも使わない方が賢明でしょう。
この1戦で、1位通過が消えるわけでもないですし、
ましてやぎりぎりの状態でもないアウェー戦で
あえて危険を犯す必要はないでしょう。
きっと、イランとで一位通過を争うことになるはずなので...